◆犬追物の犬の扱いは?
犬追物(いぬおうもの)は、笠懸(かさがけ)・流鏑馬(やぶさめ)と並んで、中世の武士が行った武芸修練である騎射三物(きしゃみつもの)とひとつである。馬上から犬を標的として弓を射て、その技能を競った。馬場の中央に縄で円形の囲いをつくり,その中に犬を放ち,3手に分かれた射手が外周からこれを射た。では、そのとき犬たちはどう扱われたのか。
ア)野良犬をかき集め、それらの処分もかねて、実際に矢で殺した。
イ)犬を殺傷しないようにやじりは取り除かれていた。
エ)練習用の竹のやじりを使ったが、傷つく犬もおり、その場合は丁寧に治療した。
☆正解はコメント欄に。